ご利用案内
How to use現代のビジネス環境では、データの重要性がこれまで以上に高まっています。業務データ、顧客情報、プロジェクト資料など、企業が扱う情報は多岐にわたり、その管理と保管は企業の競争力に直結します。そこで重要になるのが、信頼性が高く、効率的なストレージソリューションの選択です。
まず、NAS(Network Attached Storage)についてご説明します。NASは「ネットワークに接続されたストレージ」という意味で、その名の通りネットワークを介して複数のデバイスからアクセスできるハードディスクのようなものです。容量は数TB~数PB程度で、社内ネットワークのほか、外部からもアクセスが可能です。
メリット:
デメリット
メリット:
デメリット:
メリット:
デメリット:
ファイルサーバー | NAS | クラウドストレージ | |
---|---|---|---|
容量 | ハードウェアの許す限り自由に選択可能 | 2TB~数PB程度 | 契約により100GB~無制限 |
アクセス速度と安定性 | ○ 社内回線のみでネット回線に依存しない |
○ 社内回線のみでネット回線に依存しない |
▲ ネット回線に依存し通信障害の影響を受けやすい |
耐障害性 | ▲ 物理故障あり/RAIDやバックアップで対処 |
▲ 物理故障あり/RAIDやバックアップで対処 |
○ 99.99%稼働保証(1年間換算で約53分間の停止に相当) |
カスタマイズ性 | ◎ CPU単位で選択可能 |
○ モデル単位で選択可能 |
× 原則ハードウェア選択不可 |
対災害 | × 遠隔地バックアップなどで対処 |
× 遠隔地バックアップなどで対処 |
○ 海外や別拠点にデータを保存 |
初期コスト | × ハードウェア費用や専門的人員の手配 |
○ ハードウェア費用のみ |
◎ 契約のみ |
運用コスト | × 継続的な保守や人件費 |
○ 原則故障時のハードウェア交換のみ |
▲ 契約で変動/TBクラスの大容量の場合コスト高 |
Synologyは、NAS製品で世界的に知られる企業で、その使いやすさと高機能性、優れたコストパフォーマンスで評価を受けています。
Synologyの最大の強みはソフトウェアの完成度です。Synology NASのシステムOSであるDSMはモダンなUIでセットアップも画面の案内に沿って簡単にできるため、初めてNASを扱う方でも安心してご利用いただけます。
また、公式に日本語対応のナレッジセンターも用意されているため、初歩的な操作手順からより専門的な仕様まで素早く情報にアクセスいただけます。
Synology NASのDSMをお試しいただけるデモサイトはこちら(無料/アカウント登録不要)
業務拡大を継続するにつれ必要容量や性能要求が大きくなる場合があります。
Synology NASでは拡張ユニットであとから容量を増やしたり、Migration Assistantを利用してより性能の高いSynology NASへ移行が簡単にできます。
リモートワークや営業先からSynologyNASにアクセスしたい場合にはQuickConnect機能が最適です。
Synologyのサーバーを介したアカウントベースの接続により、VPNを使わず簡単に外からSynologyNASへアクセスできます。モバイルアプリを利用すれば、スマートフォンやタブレットからもアクセスできます。
Synologyアカウントは2段階認証に対応しており、高いセキュリティも確保されています。
Synologyのセキュリティアドバイザーを使い、Synology NAS本体のセキュリティチェックや脆弱性の検出が可能です。
推奨操作を自動で提示してくれるため、セキュリティの確保が簡単です。
グループウェア、仮想マシン、監視カメラシステムなど、ビジネスを支援するアプリケーションが利用できます。
Synology NASの他に、Synology NAS向けのHDDや拡張カードもラインナップ。
オールインワンのサポートと高い動作確実性で法人のニーズに応えます
データ管理はビジネスの生命線と言っても過言ではありません。各種ストレージソリューションにはそれぞれメリットとデメリットがありますが、Synology NASはコスト効率、使いやすさ、セキュリティの面でバランスが取れた選択肢です。
ビジネスの規模やニーズに合わせて柔軟に対応できるSynology NASを導入することで、データ管理の課題を解消し、さらなる業務効率化と競争力強化を実現してみてはいかがでしょうか。