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How to useNASを利用する上で、地震や津波は最大の脅威の一つです。特に日本は海に囲まれ豊かな山々が連なる自然豊かな国であり、これは自然の脅威と隣り合わせにあることを意味します。 契約書や発注書など重要書類もデータ化される近年において、このような災害からデータを保護するための災害対策は半ば必須と言えるでしょう。 本記事ではwasabiクラウドストレージを活用したSynology NASのDR/BCP対策を紹介していきます。
DR(Disaster Recovery)は災害復旧計画と訳され、地震や津波などの災害によってシステムの継続利用が不可能になった際の復旧および修復のフローを指します。
BCP(the Business Continuity Plan)は事業継続計画と訳され、緊急事態時に会社資産の被害を最小限にとどめ、事業を早期復旧、継続するためのフローを指します。
Wasabiホットストレージは、アメリカ・ボストン本社を置くWasabi Technologies, Inc.の運営する次世代クラウドオブジェクトストレージサービスです。
wasabi公式ページはこちら→
Synology NASではHyperBackupを用いてWasabiクラウドストレージ上にバックアップを保存可能です。定期的に社外にデータを逃がすことで、災害時にもデータを保護し確実に復旧が可能となります。
Wasabiライセンスを購入後、送られてきたメールから管理ページにログインします
サイドバーから
バケット>バケットを作成
をクリック
バケット名と地域を選択します。(今回は東京を選択)
それ以降の設定は任意に設定ください
サイドバーから
アクセスキー>アクセスキーを作成
をクリック
『ルートユーザーで作成』を選択しクリック
アクセスキーが生成されますので『秘密鍵:見せる』をクリックして確認します
アクセスキーと秘密鍵が表示されますのでメモ帳やCSVなどで保存してください
Wasabi側の設定が完了したため、次にSynology NASの管理画面(DSM)に移動してください
HyperBackupを起動します(もしインストールされていない場合インストールください)
+ボタンを押してバックアップタスクを作成します
『フォルダとパッケージ』を選択して次へ
そうするとバックアップ先の種類を聞かれますので、下へスクロールし『S3ストレージ』を選択して次へ
画像のように各種項目を入力してください
※WasabiサーバーのアドレスはStep1で作成したバケットの地域によりますこちらを参照して対応するアドレスを入力ください
残りのバックアップ時間やスケジュールなどはお客様側で任意に設定ください
これですべての設定が完了しましたので、タスクを実行して終了です
Wasabi側のバケットに移動すると、バックアップされたSynology NASデータが確認できます
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