Snapshot Replication

Snapshot Replication

リアルタイムのデータ保護で事業継続性を確保

■ こんなお悩みはありませんか?

  • 誤って削除・上書きしたファイルの復元したい
  • ランサムウェア対策を行いたい
  • 多世代のバージョン管理をしたい
  • バックアップに容量をあまり使いたくない

■ Snapshot Replication なら解決できます

Synology Snapshot Replicationは、NASの老舗メーカー「Synology」が開発した特定時点のデータを瞬時に保存する機能です。
多世代の管理ができるためデータ損失への対策に最適です。

■ 追加コストなしで簡単にバックアップ

通常、有償ライセンスになっていることが多いバックアップソフトですがSynologyではライセンスフリー。
導入・運用のコストを抑えながらも、高速復元・多世代保護・災害対策までをNASだけで完結できます。

■ 主な特長

特長内容
高速同期最短5分間隔でスケジュールが可能。
高速復元1ファイルをクリックのみで数十秒で復元可能。
世代間管理最大1024世代の管理に対応。
効率的差分保存のためストレージ消費を少なく効率的に。
スケジュール・ポリシー設定時間設定やトリガーイベントに応じた自動バックアップが可能。

VMwareも高速にバックアップ

■ 世代管理で簡単に復元

■ イミュータブルスナップショットでランサムウェア対策

■ 設定方法:Snapshot Replication の基本ステップ

  1. パッケージのインストール
    DSM の「パッケージセンター」で「Snapshot Replication」を検索・インストールします。インストール後、ストレージプールが Btrfs であることを確認してください。

  2. スナップショットの作成とスケジュール設定
    アプリ画面の「スナップショット」タブに移動し、対象共有フォルダーを選択して「設定」を押します。ここで、スケジュール(例:毎日/時間指定)と保有期間を指定し、スナップショットを自動化します。

  3. レプリケーションタスクの作成(共有フォルダー/LUN)
    「レプリケーション」タブからタスク作成を選び、対象フォルダーまたはLUNと送信先NAS(LAN上)を選んで設定します。暗号化や保持ポリシーもここで指定可能です。

  4. スナップショットとレプリケーションの管理
    「概要」タブでは、スナップショット・レプリケーションの進捗や状態を一目で把握できます。また、ファイル単位のオンライン復元やプレビューにも対応しています。

  5. 復元操作(スナップショットから)
    スナップショット一覧から復元したい時点を選び、共有フォルダー全体または一部ファイルを簡単に書き戻せます。

■ よくある質問(FAQ)

Snapshot Replication と Hyper Backup(またはABB)はどう使い分けるべきですか?
「Snapshot Replication」はスナップショット機能を使い、NAS 内だけで短時間に復元できる応急対策向けです。一方、Hyper Backup や ABB は外部デバイスやクラウドへの完全バックアップを目的としており、災害対策・機器故障時に適しています。
レプリケーションには十分な空き容量が必要ですか?
はい。初回のスナップショット(ベースデータ)に加えて、変更分が増えるため、送信先NASにも元フォルダーと同程度以上の空き容量が必要になります。
スナップショットはいつでも復元可能ですか?容量はどうなりますか?
スナップショット作成時には変更されたブロックのみ保存する仕組み(Btrfs のリファレンスコピー)で、容量効率も高いです。必要に応じて任意の時点に復元できますが、変更が多いほど容量消費は増加します。
イミュータブルスナップショットに対応していますか?
DSM 7.2 以降で追加された「イミュータブル(不変)スナップショット」は、設定により一定期間削除や改ざんを防げます。ただし利用にはモデルの対応確認が必要です。
どのような拠点構成に対応していますか?
Active-Active、リレー、一対多、ハブ&スポークなど複数トポロジーに対応。また安全性向上のため、暗号化転送や初期データエクスポートにも対応しています。
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