Hyper Backup

Hyper Backup

2ランサムウェア、誤削除、災害—NASの停止は業務に直結します。Hyper Backupは、Synology NASのデータとアプリ設定を増分・バージョン管理で保護し、外付けディスク/リモートNAS/主要クラウド(Synology C2、S3互換、Backblaze B2 など)へ柔軟に退避。重複排除・圧縮・暗号化で容量とセキュリティも両立します。

こんなお悩みはありませんか?

  • 社内NASのバックアップが同一筐体内のコピーだけで不安
  • 勤務時間外のバックアップで装置停止や負荷が気になる
  • 誤削除・上書きで"昨日の版に戻したい"ができない
  • USBやクラウドに退避しているが容量/費用が増えやすい
  • いざ復旧の時にどの世代が正しいか分からない
  • セキュリティ上、バックアップの暗号化・鍵管理が必須

Hyper Backup なら解決できます

  • 3-2-1設計:ローカル/別NAS/クラウドの多層化で可用性を確保
  • 世代管理:世代ローテーションとスケジュールで"戻せる"を担保
  • 増分+重複排除:転送量・保存量を最小化し、コストを抑制
  • エンドツーエンド暗号化:鍵保有者のみ復号可能(鍵は別保管推奨)
  • 整合性検証:バックアップの健全性チェックで"取れている"を可視化
  • 簡単復元:Hyper Backup ExplorerでPCから単一ファイルも即リストア

■ Hyper Backupの特長

  1. 多様な保存先
    外付けUSB/ローカル共有/リモートNAS(Hyper Backup Vault/rsync)/主要クラウド(Synology C2、S3互換、Backblaze B2等)。
  2. ブロックレベル増分+重複排除・圧縮
    初回フル、以降は差分のみ。重複を排除し容量を削減。
  3. きめ細かな世代ローテーション
    世代数、スマートリサイクル(最近を密に、古い世代を疎に)など柔軟に設定。
  4. アプリ設定&システム構成も保護
    共有フォルダだけでなく、パッケージ設定やDSM構成のバックアップに対応。
  5. 強固なセキュリティ
    転送時・保存時の暗号化、整合性検証、通知(メール/プッシュ)で異常を検知。
  6. 簡単リストア
    同一NASへの復元、別NASへの移行、PC用のHyper Backup Explorerで単一ファイル即時取り出し。

■ 設定方法

※DSM 7.x想定。画面名称は環境により一部異なる場合があります。

  1. パッケージセンターで「Hyper Backup」をインストール/起動
  2. [+ 新しいバックアップタスク]をクリック
  3. バックアップ先を選択
    例:ローカルフォルダ&USB、リモートNAS(Hyper Backup Vault/rsync)、Synology C2/S3互換クラウド 等
  4. バックアップ対象を選択
    共有フォルダ、アプリ(パッケージ)設定、システム設定 から必要なものにチェック
  5. スケジュール
    実行時間(業務外推奨)、帯域制限、スナップショットとの整合性(必要に応じ)を設定
  6. ローテーション(世代管理)
    世代数/スマートリサイクルの有効化。保持ポリシーを明文化しておくと運用が安定
  7. 暗号化(推奨)
    パスワード/鍵を設定。鍵はNAS外(パスワードマネージャ等)で厳重保管
  8. 整合性検証の有効化(推奨)
    定期検証で破損を早期発見
  9. 保存して実行
    初回フル→以降は増分。完了通知をメール/プッシュで受け取れるよう設定
  10. 復元テスト
    Hyper Backupからテスト復元、またはPCのHyper Backup Explorerで単一ファイルを取り出して動作確認

■ よくある質問(FAQ)

Snapshot Replicationとの違いは?
Snapshotは同一ボリュームの短時間復元やレプリカに強い"スナップショット"。Hyper Backupは圧縮・重複排除・暗号化・世代管理を伴うバックアップで、別NASやクラウドへ省容量で長期保管できます。併用が最適です。
1台のNASだけで完結できますか?
可能ですが、障害・災害対策として別筐体またはクラウドを必ず追加してください。
どのクラウドが使えますか?
Synology C2に加え、S3互換ストレージやBackblaze B2など主要クラウドに対応します。要件(保管場所、費用、取り出し頻度)で選定します。
復元はどれくらい簡単?
ウィザードで対象世代を選ぶだけ。PCのHyper Backup Explorerならバックアップファイルから単一ファイルも取り出せます。
暗号化キーを紛失したら?
復号できません。鍵はNAS外に二重保管を徹底してください。
バックアップ中の業務影響は?
増分・重複排除で負荷は抑えられます。スケジュール設定と帯域制限で更に影響を最小化できます。
ランサムウェア対策になりますか?
暗号化被害後でも過去の正常世代に復元可能です。オフサイト保管と世代管理が鍵です。
監査証跡や健全性の確認は?
ログと通知、整合性検証で証跡を残せます。月次で検証レポートを保存する運用を推奨します。
ライセンス費用は?
Hyper Backup本体はNASに含まれます。クラウド利用(例:Synology C2)は別途サブスクリプション。
Active Backupとどう使い分けますか?
Active BackupはPC/サーバー/仮想基盤のエージェントレス保護、Hyper BackupはNAS自身のデータと設定の退避。用途が異なります。
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